弓道部
其の壱 弓道とは？
弓道とは、和弓を用いて的に矢を中てる日本伝統の武道です。
激しい運動はほとんど行わず、筋力よりも精神力と技術が重要な武道です。
そのため老若男女誰でも楽しめる武道として親しまれており、弓道の大会や審査会なども盛んに行われています。
弓道の特徴として「的中だけが全てではない」という点があります。
射技（弓を引く一連の動作や形）や体配（歩き方・座り方・姿勢）などがとても重要視されています。
射技や体配の修練を通じて精神を鍛えるという事が弓道における大きな目的でもあるのです。
本校弓道部では的中はもちろん、射技・体配の修練にも熱心に取り組んでいます。
其の弐 部での活動内容
それぞれ学年ごとの活動内容をご紹介します。
一年生
入部してもすぐに弓を引くことはできません。
夏休み頃(早ければ７月中旬)までは、ゴム紐を使って射技の形作り(射形)を行ったり、大的・巻藁（まきわら）を用いての練習を行い、基礎技術を身につけます。
夏休み終盤以降は大会にも出られるようになり、冬になると初段審査を受けることになります。
二年生
部活動の運営は2年生が中心となります。
1年生の指導を行いながら、大会に向けて自身の技術を高めるためにひたすら練習します。
三年生
高校最後の大会へ向け、練習を行います。引退時期は大会の結果によりますが、早いと5月初頭です。
活動時間
月〜土曜日まで、週6日活動です。大会前の場合は日曜日にも練習があります。
夏場 ･･･ 16時〜18時15分まで ※月・木は17時から
冬場 ･･･ 16時〜17時４5分まで ※月・木は17時から
休日練習
午前の場合 ･･･ 8時半〜12時まで
午後の場合 ･･･ 13時半〜17時まで
朝練（自由参加） ･･･ 7時半〜8時10分まで
其の参 大会について
大会によって決められている射数のうち、いくつ的中したかを競います。
個人戦の場合は個人の的中数が、団体戦の場合は「立(たち)」と呼ばれるチーム（3人〜5人）の合計的中数がそのまま記録となります。
公式戦では、一定の成績・順位を取ることにより県大会以上の大会の出場が可能になります。
また、地元の大会などの非公式戦にも積極的に参加しています。
其の四 審査について
弓道における段位を決める試験です。1年生の冬に受けることになります。本校の弓道部では初段取得を目標にしています。
射技・体配など、一つ一つの動作が正確にできているかどうかを審査します。
正射必中！
其の五 弓道部に入ろう！
本校弓道部では、弓道に興味のある新入部員を大募集しています。
弓道未経験でも大歓迎です。（現在部員の内経験者は３１人中６人です。）
弓道部に入って、彩りのある楽しい高校生活を送りませんか。
本校の体験入学時、および入学後の体験入部期間において、弓道部の見学が可能です。プール横にある弓道場で活動しています。
弓道に興味・疑問・質問のある方、どこに入部しようか迷っている方、どなたでもぜひお越しください。
其の六 道具の購入について
入部した後は、道着・袴（11,000円）、弽(かけ)（14,000円〜）、矢（15,000円〜）など、弓道をするために必要な道具を全員購入します。
その後も、各自で必要な道具を購入することがあります。
どの道具も、高価な素材であったり職人による手作りの製品であったりするため、基本的には値段が高いです。
ですが、大切に扱えば長い間使うことができる道具ばかりです。高校3年間ずっと使える道具も多いので、3年間でみれば高い買い物ではないでしょう。
其の七 大会実績
H31〜R1
東海高等学校総合体育大会 弓道競技 男子団体８位
愛知県高等学校総合体育大会 弓道競技 男子団体３位
⇒東海高等学校総合体育大会 弓道競技 出場
愛知県高等学校総合体育大会 弓道競技 名南支部予選会 男子団体 県大会出場
また男子個人３名 女子個人１名県大会出場
新人戦名南支部予選 弓道競技 女子団体１位
また女子個人１名県大会出場
愛知県高等学校弓道選抜大会 県代表選考会 出場
愛知県高等学校弓道選抜大会 名南支部予選会 女子団体３位
また男子個人２名県大会出場
H30
国民体育大会第39回東海ブロック大会 女子1名出場
東海高等学校総合体育大会 弓道競技 出場
愛知県高等学校総合体育大会 弓道競技 女子団体4位
愛知県高等学校総合体育大会 弓道競技 名南支部予選会 女子団体1位
名古屋南支部高等学校弓道選手権大会 女子団体２位
また女子個人１名県大会出場
名古屋市内愛知県立高等学校体育大会 弓道競技 男子団体３位 女子団体4位
名古屋ジュニア錬成会 総合1位(歴代最高得点による入賞) 体配賞