私たち名古屋南高校吹奏楽部は、平成22年11月21日に開催された「第23回 全日本マーチングコンテスト」に東海地区の代表として参加してきました。その時の様子を皆さんにお伝えしようと思います。
全国大会会場の「大阪城ホール」。
朝9時に学校を出発し、お昼に滋賀県の「永源寺運動公園体育館」に到着しました。練習会場では今まで私たちが積み重ねてきたことを1つ1つ思い出しながら練習をしました。
練習後は夕食を取るために大阪難波に移動しましたが、途中の渋滞で自由時間が短くなってしまいました。それでも私たちは普段から培っている短い時間での行動力を発揮し、本場のタコ焼きやお好み焼きの味を満喫しました。おいしい食べ物でお腹が満たされた後は、本番の会場である「大阪城ホール」へ移動し、いよいよリハーサルです。
会場では全国大会常連校の生徒たちのテキパキとした姿に刺激を受けました。リハーサルを終えてホテルに到着してからは、練習の様子を撮ったビデオをみんなで見て、動きの確認をしアドバイスを出し合い、明日の本番への意識を高めました。
ついに本番。あとは悔いを残さぬよう演技するだけ!
演技終了後の記念写真♪
朝7時半にホテルを出発し、練習会場である近畿大学付属高校に移動しました。この学校の吹奏楽部顧問の先生は、何と私たち名古屋南高校吹奏楽部のOBで、高校時代にはトロンボーンを吹いて活躍していたそうです。練習会場確保が難しい中、こうしたOBの先輩方のおかげで本番前の貴重な練習をすることができました。
ここでは最後の練習です。緊張感を高め本番に臨みます。そして、いよいよ会場入りの時間になりました。当日の会場は日本全国から大勢の方々が詰めかけ、熱気に包まれていました。これまで、努力を重ねてきたすべてのことをアリーナで出し切ろうと「セレモニアルマーチ」と「アバター」の2曲を精一杯の気持ちをこめて演奏・演技しました。
演技が終わった後はみんな晴れやかな笑顔で記念撮影をしました。演奏後は他校の演技を見学し、見事に息の合ったパフォーマンスに圧倒されました。
いよいよ結果の発表です。名古屋南高校は「銅賞」を受賞しました。全国大会のレベルの高さを実感し、私たちには、まだ多くの課題があることを思い知らされましたが、同時に多くの思い出や感動を持ちかえることができた大会となりました。